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正直、今日はかなり嫌なことがあった。まえまえから癪に障る奴がいて、なんだか、それでも堂々と正面きって文句を言えない自分がいて、それが一番腹立たしい。

感謝されてもいいことなのに、ひどい誤解をされ、ぶちのめしたくなってくる。

けれど僕には出来ない。僕はそんな直情的に行動を起こせるタイプではない、残念ながら。今、自分を殺してでも、場をおさめたいとさえ思ってしまっている。それは相手がコワイとか、これ以上波風立てるのがイヤとか、そういうことよりも、単純に本音をぶちまける、その瞬間に僕はいつも息ができなくなってしまうからだ。

胸のそこが雑巾を絞るようにひきつって、呼吸ができなくなる。
どうしてだろう。

筋の通ったことをしているのは自分だという揺るぎない自信はあるんだけれど、こんな苦しいのなら、そもそも自分の正義感なんて必要ないじゃないか。

僕は、苦しくなっても正面切って正しいことを言える人間になりたい。なにがなんでも今までずっと疎かにしてきた自分のために、これからはそんな自分でありたいと思うのだ。
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日本人なら、それはやっぱりリスニングだと言えます。

だれもがリスニングで苦労しますが、

文章問題、文法問題は意外と点が取れる人がおおいです。

逆に言うと、リスニングを頑張ったほうが

TOEIC全体のスコアアップに効果的だという可能性は大です。

(もちろん、その人の現在の強いところ、弱いところによりますが)

TOEICのリスニングで今オススメなのはリスニングパワー

とにかく、日本人が苦手とする音に集中して

反復でその音を再生したり、

高周波の電子音を再生したり、

効果的な聴解力アップが期待できるわけです。


何度も同じ英文が流れているのを聞くのも

もちろん聴解力アップにつながりますが、

リスニングパワーのように、英文というよりは音の周波数にこだわって

反復トレーニングすることで

応用力はさらに高いのではないでしょうか。
「それにしてもな、あの距離の話なあ。やっぱりあんなことは悟り澄まして、人にいうようなことじゃないな。今回みたいに相手のほうから、いきなり距離をつめられることもあるんだからな。世の中のつきあいってのはむずかしいもんだ。絶対に安全な生きかたなんて、どこにもないのかもしれん。どれだけ逃げた気になっても、必ず誰かが手を伸ばしてくる」
 ぼくも考えていた。トクさんのように強くはないから、自分には親や社会のいうことをきいた振りして無視することなどできないだろう。ぼくは自分と世界のあいだに張られた綱わたりのロープのうえを、ずっとふらつきながら歩くことになる。この世界とのいい距離がほんとうに見つかるのだろうか。

「今日はいい天気だね」とか「涼しくなったね」とかいう会話が、なによりも一番贅沢な世界というのは、案外悪くないんじゃないだろうか。豊かさとか生涯賃金とか経済成長率なんかに、いつまでもこだわっていても意味など無いのだ。ぼくのまわりにはジュンやナオト、今回出番のなかったダイのような友人がいて、トクさんのようなおもしろい大人もいる。慎重に適度な距離をとりながら、そういう人たちとつきあって年をとっていけるなら、そう悪くない人生が送れるはずだった。自転車で風を切りながら、ぼくは決心したのだ。
 これからは自分の好きな人とはきちんとお天気の話をしようってね。

石田衣良『秋の日のベンチ』
スコットペリー
「ほら、こう挿せば、葉裏が見えて風情がある」
 抜き取られた花は、ばあさんの手で挿し直された。からだを起こし、胡座をかいて眺めてみると、確かに違う。
「風情って、何や?」
「何やって言うて、風情は風情さ。涼しそうにみえるやろ?」
「涼しければ風情や? それなら扇風機もクーラーも風情やっか」
「扇風機やクーラーをいくら見たって涼しくならんけど、氷を見れば涼しくなる。そこが違う」

 吉田修一『flowers』
網野智世子 口コミ
山頭火でラーメンを食べた。

久しぶりの塩とんこつ。

こんなに器が小さいんだと思うほど、

こじんまりとしたまるい丼にラーメンと具が

行儀よく白い膿に浮かんでいる。

まるで、このまま持ち帰ってどこでも食べられる

コンビニおにぎりのようなポータブル性を想像させる。

真ん中にはこれまた小さな赤丸。

そう梅干し。

これまたコンビニでうっているお菓子の梅のようなもの。

網野智世子 評価

面はちょっと硬くて、

縮れためんの表面がもさもさと舌の上に。

どちらかというと、頼まれない訪問者のよう。

あまくてコクのあるスープから主役をうばわんかのように

伸びきった中年サラリーマンの白髪混じりの頭のように

存在感をうったえてくる。

とろけるような焼豚は、絶品。

舌のうえで、醤油の香ばしい匂いが

ブタの甘ったるい油と絶妙なチームワークを演じる


店内は表通りに面した大きな窓のおかげで

十分な採光があり、となりでは

中国人らしき女性が、塩とんこつと焼きギョーザを

ほうばっている。

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